新着情報
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千葉大学大学院融合理工学府博士前期課程2年の 綿 智理 氏と理学研究院・千葉ヨウ素資源イノベーションセンターの 橋本 卓也 特任准教授の研究グループは、千葉で多く産出される天然資源のヨウ素を利用した、新しい有機合成法の開発に成功しました。これにより、従来の技術では触媒の毒性が高く実用化ができなかった合成法を、ヨウ素を利用した安価で低毒性な触媒により行うことが可能となりました。医薬品に汎用される主要な構造を効率的に得ることができるため、今後の創薬研究において医薬候補品の簡単で迅速な合成を可能にする技術として期待されます。
本研究成果は、2021年1月23日に米国化学会誌 Journal of the American Chemical Society オンライン版に速報誌として公開されました。 [ACS 論文ページへのLink] [千葉大学ニュースリリースへのLink] -
入試に伴う出入構規制について
日頃よりCIRICをご利用いただきありがとうございます。
大学入学共通テスト及び個別学力検査等の実施に伴う出入構規制についてお知らせいたします。
下記期間中、入構許可者以外の大学構内への立ち入りが禁止となります。
令和3年1月15日(金) 18:00 〜 1月17日(日) 19:00
令和3年1月29日(金) 18:00 〜 1月31日(日) 19:00
令和3年2月24日(水) 18:00 〜 2月25日(木) 19:00
令和3年3月11日(木) 18:00 〜 3月12日(金) 18:00
つきましては,装置の予約・測定などご注意いただきますようよろしくお願いいたします。
CIRIC事務室 -
「ヨウ素学会オンライン講演会」【終了しました】
ヨウ素学会では2021年1月24日(日)にオンライン講演会『千葉県の未来を切り拓くヨウ素』を開催されました(CIRIC共催)。講師はCIRICで研究活動をされております海宝龍夫先生(千葉大学客員教授)で、千葉県内の高校生の皆様を対象としてヨウ素への理解について講演されました。多くの皆様のご参加ありがとうございました。 -
「新春Zoom Webinar企画」【終了しました】
理学研究院教授 荒井孝義先生は、2021年1月5日(火)にZoom Webinar「新結合様式の開拓と機能の創製」にて講演されました。このWebinarでは、近年注目されておりますハロゲン結合やカルコゲン結合、超原子価結合などの「新結合様式の開拓」について、また、既知の微弱な非共有結合であっても、それらを組み合わせることで新結合様式として高度な分子認識や反応選択性を制御することができるといった「機能の創製」について、5人の講師の方にご講演頂きました。多くの皆様のご参加ありがとうございました。 -
年末年始期間中の利用案内
日頃よりCIRICをご利用いただきましてありがとうございます。CIRICでは、下記の期間中、各装置(共用機器センター管轄の機器を含む)の利用を休止します。
令和2年12月28日(月)17:00~令和3年1月4日(月)9:00
(ただし、25日(金)17:00から休止となる装置もあります。詳細は設備NWの予約システムにてご確認いただくか、各機器管理者の先生にお問い合わせください。)
なお、研究スケジュール等、やむを得ぬ事由により上記期間中にご利用を希望される方は、12月18日(金)までに【指導教員の方から】各機器管理者の先生またはCIRIC事務室へご相談ください。よろしくお願いいたします。
CIRIC事務室 -
CIRIC分析機器講習会【終了しました】
CIRIC分析機器講習会を11月25日~12月4日に3回にわたりCIRIC講義室にて開催しました。11月25日(水)及び12月4日(金)には、講師をNMR製造メーカーである日本電子(株)様よりお招きし、液体NMR・固体NMRについて講習を行っていただきました。11月27日(金)には、講師を化学メーカーの日産化学(株)様よりお招きし、材料開発における表面解析技術に関する講習を行っていただきました。今回のセミナーは新型コロナウイルス予防対策として人数を制限しての開催でしたが、学内外より多数の方々にご参加いただきました。ご参加ありがとうございました。 11月25日(水) NMR講習会:溶液編(詳細案内) 11月27日(金) 材料開発における表面解析技術(詳細案内) 12月4日(金) NMR講習会:固体編(詳細案内)
- 千葉大学大学院薬学研究院薬化学研究室助教 中島 誠也先生が、2020年11月18日(水)開催の第5回グローバルプロミネント研究基幹シンポジウムにて、優秀発表賞を受賞しました。
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「JASIS2020」出展のお知らせ【終了しました】
11月11日(水)~13日(金)の3日間、千葉県幕張メッセ国際展示場にて開催されました分析機器・化学機器展示会「JASIS 2020」に、「千葉大学共用機器センター+千葉ヨウ素資源イノベーションセンター」として合同出展しました。千葉大ブースにお越し下さった方々に、共用設備のご紹介や機器利用に関するご説明、セミナーのご案内等をさせていただきました。ブースにお立ち寄りくださり、ありがとうございました。 -
この度、CIRICに設置されております最先端分析装置を用いた代表的研究成果の紹介集「CIRIC分析機器・研究紹介」を作製いたしました。
今回紹介しました分析機器は、核磁気共鳴装置(600MHzNMR他)・比表面積・細孔分布測定装置・ICP発光分光分析装置・簡易高速分光エリプソメーター・示差走査熱量計(DSC)・顕微レーザーラマン分光光度計・分光蛍光光度計・紫外可視分光光度計・フラッシュ自動精製システム・HPLC・旋光度計・液体クロマトグラフィー質量分析装置 です。
大学教員との共同研究や、共用機器利用をご検討されておられる方に、ご活用いただけますと幸いです。各種ご相談や、紙媒体の冊子のご用命は、CIRIC事務室へお問い合わせください。
今後ともCIRICへのご支援をよろしくお願い申し上げます。 [「CIRIC分析機器・研究紹介」(pdf縮小版)] -
工学研究院の星野勝義教授のグループは、チオフェン重合体誘導体を用いることによって、金属を使わず、かつ環境・作業者に優しい水溶性の金色調・ブロンズ調塗料を開発しました。
本成果は、米国化学会誌ACS Omegaに掲載されました。同誌のCoverに採用されるとともに、ACSからプレスリリースされました。 [論文へのリンク] [Coverへのリンク] [Press releaseへのリンク] -
スタートアップ型創業支援スクール【終了しました】
この度、独立行政法人中小企業基盤整備機構主催、後援千葉市・千葉大学にて、技術シーズを有する研究者・社会人向けに「スタートアップ型創業支援スクール」が開催されました。9月5日(土)~10月3日(土)の4日間の集中プログラムとして、千葉大亥鼻イノベーションプラザ セミナールーム及びCIRIC1階 講義室を用いて開催されました。 スクールにご参加いただきました皆様、ありがとうございました。 -
CIRIC1階交流ラウンジの企業展示ブースに、本日より、千葉県の展示が加わりました。ヨウ素関連企業、分析装置メーカー、千葉県の各種パンフレットを展示しておりますので、ぜひご覧下さい。
《展示ブース出展企業》
・ヨウ素学会
・日宝化学(株)
・日本分光(株)
・千葉県
(2020.07.21現在) -
緊急事態宣言解除後のCIRIC運用につきまして
この度の緊急事態宣言解除に伴い、本学でも、学生の研究作業のための入構が認められることとなりました。これを受けてCIRICでは、利用者測定・依頼測定ともに原則として再開となりますが、利用につきましては機器により異なりますので、事前に各機器の管理者にご相談下さい。
・発熱、体調不良の方は、入館・機器利用を禁止させていただきます。
・入館の際は、手指消毒をお願いいたします。
・学外より利用希望の方は、設備管理者またはCIRIC事務室までご相談ください。
ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。 -
荒井孝義 センター長、立教大学理学部 山中正浩 教授らの研究グループは、独自の触媒反応制御技術と化学反応の理論計算研究を組み合わせることにより、単純なアルケン基質とカルボン酸から、光学活性ヨードエステル体の触媒的不斉合成に世界で初めて成功しました。金属カルボン酸塩の形成、ハロゲン結合、水素結合にπ‐πスタッキング、計4種の異なる力を1つの触媒上で協調させることによって、初めて達成された反応です。安価で入手容易な材料から高機能なヨウ素化合物を合成することが可能となり、実用化が期待されます。
本成果は、独化学誌「Angewandte Chemie International Edition」に掲載されました。千葉大学からニュースリリースされるとともに、AAASのEurekAlert!でも紹介されています。 [千葉大学ニュースリリース] [EurekAlert!] -
【重要】新型コロナウイルス感染症拡大に伴うCIRICの閉館につきまして
新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、下記の期間中、CIRICは閉館とさせていただきます。
令和2年4月9日(木)~令和2年5月31日(日)
研究継続のためやむを得ず共用機器を利用されたい方は、各設備の管理者に利用可能かどうかをご確認ください。(※入館にはカードキーが必要です。)期間中ご不便をおかけしますが、ご理解ご協力のほどお願いいたします。
◎新型コロナウイルスについては、日々状況が変化しています。今後も必要に応じて、新たな対応をお願いする場合がございますので予めご了承ください。急ぎのご用件は、CIRIC事務室まで原則メールでお願いいたします。 -
荒井孝義センター長と鍬野哲助教(分子キラリティー研究センター)はヨウ素結合とアミン塩基の協働作用触媒を用い、α,α-2置換-α-アミノ酸の触媒的不斉合成に成功しました。触媒中のハロゲン(X)をF,Cl,Br,Iと変えていくに従って目的化合物の不斉収率が向上していきます。
[Adv. Synth. Catal., 362, (2020), DOI=10.1002/adsc.202000092へのLink]
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薬学研究院の根本哲宏 教授及び中島誠也 助教は、ヨウ素などの重原子含有分子の光反応が、通常進行しないとされているS0→Tn遷移によって進行していることを証明しました。東京大学・理化学研究所 内山研究室との共同研究の成果でもあります。
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薬学研究院の根本哲宏 教授及び中島誠也 助教は、ヨードフタルイミドに可視光を照射することで、C-Hイミド化反応の開発に成功しました。
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この度、CIRICのパンフレットを作成いたしました。活動紹介や入居企業からのメッセージ、共用機器の紹介写真が掲載されております。 紙媒体のパンフレットをご希望の方は、CIRIC事務室までご連絡ください。今後ともCIRICへのご支援をよろしくお願い申し上げます。
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CIRICセミナーNo.4 【終了しました】
2020年2月19日(水)にCIRIC1階講義室にて、CIRICセミナーNo.4を開催いたしました。今回のテーマは「ペロブスカイト太陽電池」です。ご参加いただき誠にありがとうございました。 [ヨウ素学会 ホームページへのLink] -
CIRICの橋本研究室で研究をしております綿智理さん(修士一年生)が、2019年12月6日(金)開催の第4回千葉大学グローバルプロミネント研究基幹シンポジウムにて、優秀発表賞を受賞しました。
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CIRIC講演会 【終了しました】
2019年11月8日(金)に、ストックホルム大学のOlofsson教授をお迎えして、CIRIC講演会を開催いたしました。Olofsson教授は、超原子価ヨウ素反応剤を用いる反応開発で世界的に活躍されております著名な研究者です。講演会にご参加いただき、誠にありがとうございました。 [Olofsson教授講演要旨] [The Olofsson Research GroupホームページへのLink] -
機器利用講習会 【終了しました】
2019年10月29日(火)に分光エリプソメーター(alpha-SE)利用講習会を行いました。機器メーカーのJ.A. Woollam Japan(ジェー・エー・ウーラム・ジャパン)より講師をお招きし、CIRIC3階303 無機系分析室にて実際の分析機器を見ながらご説明いただきました。またその後、データ解析方法について詳しい説明をいただきました。講習会にご参加いただき、誠にありがとうございました。 -
CIRICは国際周期表年(IYPT)2019に協力しています。
今年(2019年)はメンデレーエフが周期律を発見して150周年になることから、国連・UNESCOにより、国際周期表年と制定され、世界中で様々なイベントが開催されています。日本では、本年12月5日に国際周期表年2019の閉会式(国際的正式行事)が開催される予定で、それを受け日本化学会内に実行委員会(委員長:玉尾皓平先生)を設置して、準備・活動を進められています。 [国際周期表年(IYPT)2019 へのLink] [私たちの元素‐産学からのメッセージ へのLink] [ヨウ素 へのLink] -
CIRICセミナーNo.3 【終了しました】
2019年9月20日(金)にCIRIC1階講義室にて、CIRICセミナー第3回を開催いたしました。今回のテーマは「表面分析」です。物質・材料研究機構(NIMS)の研究者 木村隆先生と、日本電子株式会社の皆様にお話をいただきました。ご参加いただき誠にありがとうございました。 -
CIRIC入居企業であり分析機器開発をされております 株式会社ナックテクノサービス(NAC) は、ハロゲン4元素と硫黄を同時に高速分析する技術開発に成功されました。高速燃焼イオンクロマトシステム(CIC)として製品販売を開始するとともに、受託依頼分析を行っております。
詳しくは、下記資料をご覧いただくとともに、(株)ナックテクノサービスまでお問い合わせください。 [CICパンフレット] ((株)ナックテクノサービス) [受託依頼分析のご案内] ((株)ナックテクノサービス) -
日本の都市特性ランキングで、千葉市は30位に上昇しました。
2019年9月11日付けの日本経済新聞千葉版によりますと、森記念財団都市戦略研究所(森ビル系のシンクタンク)が国内主要都市の活力や魅力に関するランキングを発表し、千葉市は総合30位とのことです。 (18年の前回調査では31位以下の圏外でした。)
「千葉大学の研究力は千葉市の評価を押し上げている」 の見出しとともに、千葉ヨウ素資源イノベーションセンター(CIRIC)の写真が掲載されています。是非、ご覧ください。 -
JASIS2019出展 【終了しました】
2019年9月4日(水)~6日(金)に幕張メッセ国際展示場にて開催されました、アジア最大級の分析機器・化学機器展示会「JASIS 2019」に、「千葉大学共用機器センター+千葉ヨウ素資源イノベーションセンター」で出展しました。ご来場・お立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。 -
CIRICセミナーNo.2 【終了しました】
2019年6月5日(水)にCIRIC1階講義室にて、CIRICセミナー第2回を開催しました。今回のテーマは「ハロゲン結合 ~ヨウ素の高度利用をめざして~」です。ご参加いただき誠にありがとうございました。 -
荒井孝義センター長と鍬野哲助教(分子キラリティー研究センター)はヨウ素結合をπ電子系の活性化に用いる触媒の開発に成功しました。 立教大学山中研究室との共同研究の成果でもあります。
[Angew. Chem. Int. Ed., 58, (2019), DOI=10.1002/anie.201904689へのLink]
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CAI・CIRIC合同ガイダンス2019 【終了しました】
2019年6月4日に自然科学系総合研究棟1階大会議室にて、「令和元年度 共用機器センター(CAI)・千葉ヨウ素資源イノベーションセンター(CIRIC)合同ガイダンス」を開催しました。共用機器をこれから使い始める学生および教職員、また、分析機器に興味のある方を対象に、各センターの利用に関する説明や、代表的な機器のご紹介をしました。ガイダンスにご参加いただき、誠にありがとうございました。 -
荒井孝義センター長と飯田圭介助教(理学研究院)は日宝化学(株)との共同研究により、ジスルフィド化合物を触媒に用いる芳香族化合物の効率的なヨウ素化反応の開発に成功しました。
[J. Org. Chem., 84, (2019), DOI=10.1021/acs.joc.9b00769へのLink]
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荒井孝義センター長は立教大学山中正浩教授との共同研究により、イオン結合、水素結合、ハロゲン結合の3種が協働する高活性不斉ヨードラクトン化触媒の開発に成功しました。本成果はCell Pressが出版するオープンアクセスジャーナルiScienceに掲載されました。
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CIRICセミナー第1回を開催しました。
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CIRIC開所式典
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CIRIC竣工
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荒井孝義センター長と鍬野哲助教「ヨウ素結合とアミンの塩基性が協調的に機能する高活性な有機触媒」の開発に成功しました。
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CIRICが平成30年度先端研究基盤共用促進事業(新たな共用システム導入支援プログラム)に採択されました。
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CIRICに入居する伊勢化学工業株式会社、株式会社合同資源、日宝化学株式会社、株式会社ナックテクノサービスの連携企業4社と、千葉大学の5者連名で「包括連携共同研究推進等に関する協定」を締結しました。
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平成28年度文部科学省「地域科学技術実証拠点整備事業」に千葉ヨウ素資源イノベーションセンター(Chiba Iodine Resource Innovation Center: CIRIC)が採択